“煩悩盲目”の読み方と例文
読み方割合
ぼんのうもうもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ、そなたの病気はここにあったの。うッかり肺臓へ力を入れて、さだめし胸が苦しかったであろう。ゆるしてくれ。これというのも一念にそちを想う煩悩盲目ぼんのうもうもく、悪い心でしたのではない」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)