弥陀みだ無礙光如来むげこうにょらいと呼ぶが、無礙たることが如来たることである。醜さを恐れ美しさにとらえられているようなものは、真に美しくはあり得ない。自由が欠けるからである。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)