“無定”の読み方と例文
読み方割合
むじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この女は愛をもっぱらにする時機が余り短か過ぎて、親子の関係が容赦もなく、若い頭の上を襲って来たのに、一種の無定むじょうを感じたのであった。それは無論堅気かたぎの女ではなかった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)