火切鎌ひきりがま)” の例文
ことに小形の火切鎌ひきりがまなどを、燧袋ひうちぶくろに入れてどこへでも持ってあるくには、是がまた一個の商品となって常に売られることを必要とし、そういう時代はなかなか田舎いなかへは来なかったのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)