“澆薄”の読み方と例文
読み方割合
ぎょうはく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼によればこの事は当時大宋国においても理解する人が乏しかった。禅宗と称し、またその内に五宗を別つごときは、仏法が澆薄ぎょうはくとなり、「人の参学おろかにして弁道を親切にせざる」がためである。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)