“滓渣”の読み方と例文
読み方割合
さいさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は刀鑱し錐穿して之を傷つけて顧みず、碗には垢膩こうじ滓渣さいさを附して洗はず、或は之を衝撃して、玉瑕氷裂の醜を與へ、匣をば毀損し、劔をば銹花滿面ならしむるが如きは、剋殺の作用である。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)