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淵辺
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ふちのべ
ふりがな文庫
“
淵辺
(
ふちのべ
)” の例文
なかには二階造りの、料理茶屋を兼ねた家もあって『島屋』というのもそういう家であった。——
淵辺
(
ふちのべ
)
の道場にいたころ年に二度か三度は、他の門人たちと来ていた。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
師範の
淵辺
(
ふちのべ
)
十左衛門が「それまで」と宣告したので、決勝には至らなかったが、しかしその一本は、紛れのないもので、つまり、彼は第一位の成績をあげたのであった。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あのままでいたら生活は
安穏
(
あんのん
)
かもしれないが、結局は下屋敷の師範として、小さく固まったにちがいない。そうだ、
淵辺
(
ふちのべ
)
道場を
逐
(
お
)
われたこともよし、伊達家から逐われたこともよい。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
淵
漢検準1級
部首:⽔
12画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“淵辺”で始まる語句
淵辺道場