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ふちのべ
ふりがな文庫
“ふちのべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
淵辺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淵辺
(逆引き)
なかには二階造りの、料理茶屋を兼ねた家もあって『島屋』というのもそういう家であった。——
淵辺
(
ふちのべ
)
の道場にいたころ年に二度か三度は、他の門人たちと来ていた。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
師範の
淵辺
(
ふちのべ
)
十左衛門が「それまで」と宣告したので、決勝には至らなかったが、しかしその一本は、紛れのないもので、つまり、彼は第一位の成績をあげたのであった。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あのままでいたら生活は
安穏
(
あんのん
)
かもしれないが、結局は下屋敷の師範として、小さく固まったにちがいない。そうだ、
淵辺
(
ふちのべ
)
道場を
逐
(
お
)
われたこともよし、伊達家から逐われたこともよい。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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