淡紅色うすくれない)” の例文
七つの落ち葉の山、つまで焼きて土曜日の夜はただ一つを余しぬ。この一つより立つ煙ほそぼそと天にのぼれば、淡紅色うすくれないかすみにつつまれて乙女おとめの星先に立ち静かに庭に下れり。
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)