海門かいもん)” の例文
一首の意は、〔ともしびの〕(枕詞)明石あかし海門かいもんを通過する頃には、いよいよ家郷の大和やまとの山々とも別れることとなるであろう。その頃には家郷の大和も、もう見えずなる、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)