洒落斎翁しゃらくさいおう)” の例文
京橋木挽町こびきちょうに店を持っていた恩人、山本洒落斎翁しゃらくさいおうのところへ借りにゆく、それも極めてしばしば借りにいったものであった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
私は漠然ばくぜんとそんなふうに思ったが、それだけのことで、考えはまた元にもどり、少女小説を書くか童話にするか、それとも東京の洒落斎翁しゃらくさいおうのとこへねだりにゆくかなどと
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)