“洋酒店”の読み方と例文
読み方割合
スタンド100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時間はもうたいへんに遅いけれど、ともかくもこれから銀座裏の十銭洋酒店スタンドブレーキへ行って、それとなく様子を見て来ることにしよう。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
僕はなぜかこのとき、昨夜十銭洋酒店スタンド「ブレーキ」で見かけた何とかいった女の子のことを思いだした。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして十銭洋酒店スタンド「ブレーキ」の悪酒に酔いしれた、妖艶な年増女の二の腕に書きつけて置いた奇怪なる案内図は、いま目の前に聳えたつこの高塔の所在を教えたものに外ならなかった。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)