泰西漫遊たいせいまんゆう)” の例文
某書肆ぼうしょし女婿じょせいで、創作家としてよりも書肆の支配人としての勢力の大きな人であった。昨年の秋泰西漫遊たいせいまんゆうに出かけて、一月ほど前に帰朝した。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)