法苑林ほうおんりん)” の例文
ひとりこれ等の姉妹と道を異にしたるか、終に帰り来らざる「理想」は法苑林ほうおんりんの樹間に「愛」と相むつみ語らふならむといふに在りて、冷艶れいえん素香の美、今の仏詩壇に冠たる詩なり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
法苑林ほうおんりんの奥深く
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)