治部大輔じぶたゆう)” の例文
夜は、島へ上がって、御島神社みしまじんじゃの神官治部大輔じぶたゆうの社家に泊った。その晩、園阿えんあと治部大輔と三人して、百韻ひゃくいん連歌れんがを試みたが、その席で、光秀がきょう舟中の作というのを、そっと園阿に示した。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)