氣儘きまま)” の例文
新字:気儘
私も一日でもさうして氣儘きままにごろ/″\してゐたいと思つてゝよ。この頃は正午過ぎになると、睡くつて/\仕樣がないんですもの。
仮面 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
そして、便所へ行つた歸りに、階下の炬燵の殘り火を掻き起して、半身をずり込ませて、氣儘きままに温まつた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)