残虐むご)” の例文
旧字:殘虐
だがもう、どんな屍を見ても、残虐むごいとも、哀れとも二人は感じなくなっていた。そうした神経だったのに、武蔵は何に驚いたのか、又八もぎょっとして足をすくめ
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)