正伝せいでん)” の例文
敢て不敵になって、書きはしたが、小説が読まれれば読まれるほど、作家の創意と、正伝せいでんの史実とが、将来、混淆こんこうされてゆかれそうなおそれがある。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)