棟梁屋敷とうりょうやしき)” の例文
棟梁屋敷とうりょうやしきの石塀をこえて、ポンと、中へ姿をかくしたのは方便で、金吾と娘のあとをつけて、遂に、切支丹屋敷のそばまで見届け、その金吾よりも一足先に、提灯ちょうちんしるしでそれと知った尾州家の邸内へ
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)