“桃李花（ももすもものはな）” の例文

大伴家持が、天平勝宝二年三月一日の暮に、春苑（はるのその）の桃李花（ももすもものはな）を見て此歌を作った。

万葉秀歌 (新字新仮名) ／ 斎藤茂吉(著)

“桃李花”の解説

桃李花（とうりか）は、雅楽の唐楽の曲名の一つ。赤白桃李花の略名。
黄鐘調で、延八拍子の中曲である。管絃と舞楽があり、舞楽の場合は舞人4人による平舞である。
はじめは内教坊の女楽（伎女舞）として、3月3日の曲水の宴で奏舞された。のちに序の曲は失伝し、舞も「央宮楽」の舞を借りたものとなった。唐の高宗の頃に草木に関する曲が21曲作られた内の一つと言われる。
(出典:Wikipedia)

桃	常用漢字 中学 部首:⽊ 10画
李	漢検準1級 部首:⽊ 7画
花	常用漢字 小１ 部首:⾋ 7画