枲布あさぬの)” の例文
六つ七つばかりの美しき小娘二人その傍に遊び戲れ、花を摘みてたまきとなす。されどそれより一際ひときは美きは、此家の門口に立ち迎へたる女子なり。髮をば白き枲布あさぬのもて束ねたり。