松本町まつもとちょう)” の例文
保は職を辞する前に、山田脩をして居宅をもとめしめた。脩は九月二十八日に先ず浜松を発して東京に至り、芝区松本町まつもとちょう十二番地の家を借りて、母と弟とを迎えた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)