杭瀬くいぜ)” の例文
関ノ藤川、牧田川、相川、杭瀬くいぜ川など、関ヶ原の曠野と盆地をうねる河川は真っ赤に濁り、滔々とうとうと、泡を噛んで太い水量みずかさを押し流していた。
大谷刑部 (新字新仮名) / 吉川英治(著)