杏仁水きようにんすゐ)” の例文
その面には玉虫のやうな光やつつましい杏仁水きようにんすゐのやうな匂乃至一絃琴や古い日本の笛のやうな素朴な Lied のリズムがうごいてゐる。
桐の花とカステラ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)