朱欄丹階しゅらんたんかい)” の例文
一天の白露を受けてえかえり、大野原から来る秋の冷気は、身にしむばかり、朱欄丹階しゅらんたんかいは、よしあったところで、おぼろげな提燈ちょうちんの光りで、夜目にも見えないが
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)