“札売場”の読み方と例文
読み方割合
ふだうりば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表の札売場ふだうりばはぴったりと閉じられ、「都合により本日休業」のはり紙が四、五枚はりつけられ、そよかぜにひらひらしていた。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
入場料はその時分から六拾円であるが、日曜日でない平日でも看客は札売場ふだうりばの前に長い列をなし一時間近くたって入替りになるのを我慢よく待っていたものだ。
裸体談義 (新字新仮名) / 永井荷風(著)