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本銀
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ほんぎん
ふりがな文庫
“
本銀
(
ほんぎん
)” の例文
「まだあるよ。淺草馬道の
壽滿寺
(
じゆまんじ
)
では、狩野法眼元信の
高士觀瀑
(
かうしくわんばく
)
の幅が盜られ。日本橋
本銀
(
ほんぎん
)
町の阿波屋藤兵衞は雪舟の秋景山水の六曲一
双
(
さう
)
の
屏風
(
びやうぶ
)
がやられてゐる」
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幸ひ錢形の親分のお仲人で、
本銀
(
ほんぎん
)
町の方は、夜が明けてから、私が行つて破談にして來るよ
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「逢ふも逢はねエもあるものか、俺が承知だ。眞つ直ぐに入つて來るがいゝ。ねえ親分、これが
本銀
(
ほんぎん
)
町の淺田屋の番頭で、幸吉さんといふんだが、兎にも角にも、一つ話を聽いてやつて下さいよ」
銭形平次捕物控:119 白紙の恐怖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
來月は
本銀
(
ほんぎん
)
町の伊勢屋に嫁入りするまでに話が進んでしまつたのです。
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次と八五郎はそこから引返して日本橋
本銀
(
ほんぎん
)
町に向ひました。
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「變り過ぎましたよ。お初がいよ/\
本銀
(
ほんぎん
)
町の呉服屋、江戸長者番附の前頭の何枚目とかいふ、伊勢屋の伜に見染められて、來月早々祝言といふことに極つたんで、可愛さうに一生奉公に取つちや、こんな張合ひのないことはありませんね」
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
“本銀”で始まる語句
本銀町