木馬路キンマミチ)” の例文
村から半道も、木馬路キンマミチを上つて、一つ家に訪ねた故老などの、外出ヨソデ還りを待つ間の渋茶が促した、心のやすらひから。京丸なども、もう実は、わざ/\見物に行く値打はない程開けて居た。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)