“木部”の読み方と例文
読み方割合
きべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉子が木部きべとの恋に深入りして行った時、それを見守っていた時の親佐を思った。親佐のその心を思った。自分の番が来た……その心持ちはたまらないものだった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
葉子はやせた木部きべにこれ見よがしという物腰ではなやかにいった。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
木部きべさんに。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)