木樵山きこりやま)” の例文
たまに木樵山きこりやまがつに、ホンのぽっちりお鳥目ちょうもくを包んで心づけをしてみれば、彼等は、この存在物を不思議がって、覗眼鏡のぞきめがねでも見るように、おずおずとして、受けていいか、返していいか
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)