朝山氏堯あさやまうじたか)” の例文
順昭が、思わず眼をみはると、籠手こての傷口を縛りながら、繩付のうしろに付いて控えていた朝山氏堯あさやまうじたかという赭顔しゃがんの勇将が、頭を下げて答え直した。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)