“春待宿”の読み方と例文
読み方割合
はるまつやど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣家となりでは朝から餅搗もちつきを始めて、それが壁一重隔てて地響のように聞えて来る。三吉の家でも、春待宿はるまつやどのいとなみにせわしかった。門松は入口のところに飾り付けられた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)