旅順口りよじゆんこう)” の例文
旅順口りよじゆんこうなんて書いてあるの。餘つ程古い懷中じる粉なのねえ。⦅懷中じる粉は買つたのではないのである。お茶屋ではもう何處かへ逃げてしまつて誰もゐなかつたのである。
梅龍の話 (旧字旧仮名) / 小山内薫(著)
弦月遠きかなたの旅順口りよじゆんこう
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)