旃壇せんだん)” の例文
それから、右手の護摩木長さ一尺二寸、幅三指の——紫剛木、旃壇せんだん木、楓香木、菩提樹を取って、炉の中へ積上げ、その上に、小さい杓で、薫陸くんろく香、沈香、竜脳、安息香の液をそそいだ。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)