斤宛きんずつ)” の例文
それは連絡を失った四函の炭車トロッコの車輪が、一台八百斤宛きんずつの重量と、千五百尺の長距離と、三十度近くの急傾斜に駈り立てられて逆行しつつ
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)