其処は東支鉄道の昂昂渓駅があるのと、黒竜江省の首都斉斉哈爾に近いのとで街の形を成し、鉄道関係の露人が支那人と共に住んでゐる。
この昂昂渓と黒竜江省の首都斉斉哈爾と十六哩の間に、支那政府の敷設した軽便鉄道斉昂線がある。
斉斉哈爾を夜半に立ちつる旅人は月見るたびに君をこそ思へ
“斉斉哈爾(チチハル市)”の解説
チチハル市(斉斉哈爾市、チチハルし、Qíqíhā'ěr)は中華人民共和国黒竜江省に位置する地級市。市区人口は155万人で省内第二の都市であり、清代には黒竜江将軍が駐在し黒竜江地区の中心地として繁栄したが、清末東清鉄道が建設されると、物流の拠点がハルビン市に移行し、新中国成立後は黒竜江省都もハルビン市に移転した。現在でも黒竜江省西部の政治、経済、文化の中心である。市名は満洲語ではチチガル・ホトン(ᠴᡳᠴᡳᡤᠠᡵ
ᡥᠣᡨᠣᠨ、転写:Cicigar Hoton)で辺境あるいは天然の牧場の意味である。また市域には十数種の鶴が生息する有名な湿地・ジャロン自然保護区があり、鶴城とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
ᡥᠣᡨᠣᠨ、転写:Cicigar Hoton)で辺境あるいは天然の牧場の意味である。また市域には十数種の鶴が生息する有名な湿地・ジャロン自然保護区があり、鶴城とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)