経国集けいこくしゅう』・『文華秀麗集ぶんかしゅうれいしゅう』・『凌雲集りょううんしゅう』などの詩集が勅によって撰ばれたのに倣ったのであるが、一度『古今集』が出てからは、これが永く御歴代の催しとなった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)