支柱つっぱり)” の例文
太夫に認められたことによって、ともすれば動揺どうようしやすい自分の心が、何かこう支柱つっぱりでもかわれたように、しゃんとしてきた。それが彼には何よりも嬉しかったのだ。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)