托鉢居士たくはつこじ)” の例文
学問中毒の叔父から見ると株屋は眼中にない筈だが、この托鉢居士たくはつこじが一番尊敬されていた。居士は碁を打たない。随って叔父の感情を刺戟しないからかも知れない。いつも折り合っている。
変人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)