打金うちがね)” の例文
王さまは鐘を手に取ると、まん中にさがつてゐる打金うちがねをもぎ取つて、鐘だけを若ものにわたしました。そして、じぶんはその打金を持つて、水の中をわたつていきました。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)