打手折撓うちたをりた)” の例文
舎人皇子とねりのみこに献った歌二首中の一首で、「捄手折」をウチタヲリと訓むにつき未だ精確な考証はない。「打手折撓うちたをりたむ」という意から、同音の、「多武たむ」に続けた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)