所行無慚しよぎやうむざん)” の例文
ことわりかな、破門の折から所行無慚しよぎやうむざんの少年と思ひこんで居つたに由つて、何として夜毎に、独り「えけれしや」へ参る程の、信心ものぢやとは知られうぞ。
奉教人の死 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)