戸野兵衛とのひょうえ)” の例文
自身気違いの戸野兵衛とのひょうえは、十一月の寒風に吹かれながら、大和十津川の自分の館から、往来みちへ走り出してそう喚いた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)