慮不遠りよふゑん)” の例文
次に明の慮不遠りよふゑんが医種子中に収めた「神農本草経一巻」がある。此書は我邦わがくにに於ても、寛保三年と寛政十一年とに飜刻せられた。しかし慮は最晩出の李氏本草綱目中より白字を摘出したるに過ぎない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)