慧海えかい)” の例文
その一切智者の殿下に直接に日本の僧慧海えかいがお遇い申すことを得て親しくお言葉をいただき、その教えを受くるに至りしはこれとりも直さず仏陀世尊ぶっだせそんがこれを許されたのみならず
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その名をセーラブ・ギャムツォ(慧海えかい)といって私と同じ名の人であった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「それじゃあなたはこの頃大変名高い法王の御殿に出入するセライ・アムチー(セラの医者という意味にて著者の通称なり。ただし本名はセーラブ・ギャムツォすなわち慧海えかいという)というのはあなたの事じゃございませんか。」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)