愍然想リンギヨギヤ)” の例文
愍然想リンギヨギヤつてくれせや」と磯藻の様になづさひ寄る濃いナサケに、欠伸を忘れる暇もあつた。幾代の、さうした教養ある流され人の、潮風あたる石塔には、今も香花を絶さぬ血筋が残つてゐる。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)