“愀々”の読み方と例文
読み方割合
しう/\100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども社界の裡面には常に愀々しう/\の声あり、不遇の不平となり、薄命の歎声となり、憤懣心の慨辞となりて、噴火口端の地底より異様の響の聞ゆる如くに、吾人の耳朶じだを襲ふを聴く。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)