悩悶のうもん)” の例文
旧字:惱悶
と気づいて、頭のしんから体じゅうを、しーんときょにして、形はあれど、迷妄も悩悶のうもんもない、無我の影になろうとした。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)