悍然かんぜん)” の例文
悍然かんぜんとして身命をして外敵に当るものの風采が、颯爽さっそうとして、勇ましく見える、土にかじりついて耕作をする人間の姿が、いたましくも、みすぼらしくも見え出してくる
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)