志免不二夫しめふじお)” の例文
そうして私の後釜あとがまには、私が初歩から教育した敏腕家で、この二三年の間に異数の抜擢ばってきを受けた私の腹心の志免不二夫しめふじおが、警視に昇進すると同時に坐ることになった。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)